Deno Fresh 2023
Deno Fresh と今年一年戯れてきましたが、だいぶ良くなってきたなーという感じです。
まず、事前ビルドの機能が入って Deno Deploy 上での挙動が良くなりました。この機能が入る前は、実行時ビルドで今 esbuild 走ってますよね?っていうのが感じられて画面描画で待たされれる感じが多かったです。今も "No Build Step" とは言われてるんですが、事前ビルドが入って良かったと思います。
次に Async route components の機能が入ったことです。この機能が入る以前は、非同期な処理は handler 関数に書き jsx を返す関数を別に書く必要がありました。関数間でのデータの受け渡しが面倒だったのですが、より簡単に書けるようになったと思います。
Partials の機能が入ったのも良かったと思います。Fresh は SSR がベースとなっている事には変わりませんが、Client Side Navigation ができるようになりました。ページ描画も速くなったと思います(この機能はまだ試してない)。
今後、欲しい機能としては、tRPC のような typesafe に fetch できる機能ですかね。以前のロードマップに存在していたのですが、 close されてしまいました。
Introduce a first class type safe data fetching system for islands
以上、Deno Fresh 楽しいですよ。